良い悪い

皆様、こんにちは。

社長Satoruです。今回は　良い悪い　について書きました。ご覧ください。

 
「良い悪い」

 
ひとつなのに、なぜふたつに分ける？
 
これが人生の悩み・苦しみの根源だとは・・・・？

 
「良い子だね」と褒められた瞬間に
その子の中に「悪い子」が自然発生します。

本当は、みんないっしょなのに・・・？
 

そして良い子と悪い子がいるんだという認識が生まれました。

 
ひとつの現象に対してもこっちが良くて、あっちが悪いと
分けてしまいます。
 

何を見ても、どんな現象に出会っても
自分にとって都合が「良いか悪いか」を瞬時に考えてしまいます。

 
高速コンピューターより速く頭が回転し、いつも二つに分けて考えています。

 
自分にとって「都合が良いことと都合が悪いことがある」
ということを信じ続けてきました。

 

「良い悪い」を分けるということは、
目の前の人やもの、目の前の現象を判断する、ということであり

無意識に「比較・評価」しています。

人を裁き、理屈を考えています。


 
でもその判断基準は人それぞれであり、あいまいです。
 

だれが決めているわけでもない、にもかかわらず
だれもが自然にそのように分けて考えるようになってしまっています。


 
しかし私たちの本質である魂には、
比較・評価するというとらえ方は、もともとありません。


 
ありのままを「感じる」世界なのです。


感じたことをそのままを信じていく世界観なのです。
 

感じたことを信じていくということは

全部ＯＫするということと同じです。
 


私たちのほとんどは、この判断することで人生の混乱を招いています。


 
どんどん迷路にはまっていきます。
「果たしてどっちが有利か」
「自分にとってどっちが都合が良いか」
「果たして幸せになるのはどっち？」などなど。

毎日毎日それしか考えていません。

 
考えるとなぜ悩むのでしょう？

 
この判断し、選択した結果に
必ず良い結果と悪い結果があると信じているからです。

 
こころが今になく未来へ飛んでいきます。

判断した瞬間から未来の結果に不安を感じます。
 

今の自分ではなく、何とかもっと良い子になろうとします。
 

良い選択にこそ未来に人生が開けていくと信じています。
「ブスより美人の方が良い」
「背が低いより高い方がよい」
「太っているよりスマートがよい」
「勉強のできる子の方が良い子」などなど。

 
今この現実を何とかしないといけないと判断し
今より良い自分を目指します。

 
選択を間違うと「人生、大変なことになりそう」とまで飛躍し
未来への不安など悩みがつきません。

 
比較し、評価し合って競争の世界をつくってしまいました。


 
競争が激化すると戦争となります。


受験戦争から国際戦争まで私たちは今もなお経験し続けています。


ウクライナとロシア間戦争はその象徴ですね。
一人の指導者の判断が世界を巻き込む戦いになっています。

 
それなら判断するのをやめればよいと思いますよね。

 
それがなかなか大変なことなのです。


誕生後、親との関係性や社会の常識など
身体に染みついたこの判断基準はかなり頑固です。

 
判断基準とは「こうあるべき」とか「こうでなくては」などの思い込みであり、
自分なりの価値感です。


この価値感こそ自分と感じています。

 
なかなか手放すことが出来ず、人生がますます混乱し、迷路にはまっていきます。


私たちの病気や不幸もここから始まっています。
 

自分は、なぜ、そう思うのか、
自分自身のこころの動きについてしっかり見つめていく必要があります。
 

自分はどう生きようとしているのか
 
自分の本質である魂とどう折り合いをつけていくのかが問われています。


 
本来の自分を思い出しましょう。


 
思考の止まらない自分にちょっとブレーキを掛けてみましょう

 
今、そのまま、ありのままの自分を感じてみましょう

 
「感じて生きる」


その体験、その喜びを魂は待ち構えています


 
魂の声をよく聞いて、見失っているものに気づきましょう。